パソコンの基本操作を「ジャガイモの袋栽培」で学ぶ~その1~

はい、こんにちは。塾長です!

まだ塾は開いておりませんが、わが子を相手にプログラミング授業は始めております。

さて、ジャガイモの袋栽培ということで、大きなスペースが必要ない手軽さで人気の野菜栽培だと聞いておりますが、ええ、プログラミングと何の関係があるの!?と感じられるかもしれませんw

このジャガイモの袋栽培は、生物育成をテーマに中学校の技術家庭科で盛んに実施されているんですが、この学習、生物育成の観察やプレゼンテーションに「パソコンのみ使用」というルールを設定して進めるんです。

つまりパソコンの基本操作」を技術家庭科の生物育成でやりましょう!という学びです。なのでプログラミング塾でもやってみよう!と考え、息子にやらせることにしました。プログラミングができる前に、はやり一定のパソコンスキルはどうしても必要になります。ちなみに塾長は…。ジャガイモ育成は初めてですw。緊張してますw。

パソコンの基本操作を、いきなりプログラミングでやっても構わないんですが、プログラミングが苦手と感じている生徒にもパソコン基本操作を楽しんでもらいたいため、この中学校の生物育成を真似させて頂きましたっ!

 

 

購入したものは

  • 培養土14L(元肥(読み:もとごえ)入り)×4袋
  • 種芋(メークイン。煮崩れしにくい!)×4個
  • 化学肥料(ジャガイモに適した窒素・リン酸・カリウムが8:8:8)

になります。1000円を少し超えるくらいでした。培養土はもっと大きいのが適しているそうですが…。予算都合で小さくなりましたw。

 

 

 

種芋を切ります。サイズで切るというより「芽の数が2分割されるように切る」ようにしてみました。

4つの芽が出てたら2個2個の場所で切る、とかね。

切ったら2、3日ほど陰干しして乾燥させます。乾燥させる理由は殺菌だそうです。時間がなければ「草木灰」を断面に塗って種まきしてもよいそうです。(春バージョンのみ。秋の種植えは種芋を切らないそうです。)

 

 

 

培養土の袋の上をハサミで切って、袋が立つ程度にトントン!して培養土の袋を太らせますw

続いて培養土を少しだけバケツに移します。この移した土は、後から「土寄せ」するためのものです。どうやら種芋の上にジャガイモができるそうなので、芽が出てから土寄せしないと、できたジャガイモに日光が当たってしまい緑化=毒を持って食べられなくなるため、土寄せ(のために培養土を少し残しておく)は必須です!

化学肥料は、この土寄せに混ぜて使おうと考えてるため今回は出番なしです。

 

 

 

種芋を配置しました。本来なら、もっと大きい袋の培養土で20センチ前後は離して植えたほうが望ましいようですが、予算都合でコンパクトに植えましたw。

 

 

 

種芋に土を被せて、培養土の袋の切り口をクルクルっ!と巻き上げておきます。風通しが良く、日光が当たり、雨がかからない場所に袋を置きます!

  • 風通しが良いところ=病気を防ぐため
  • 日当たりが良い=育成、病気予防のため
  • 雨がかからない=じゃがいもは多くの水を必要としない。雨水の跳ね返りによる病気を防ぐ

という理解で進めてます。もちろん通常の畑に「畝(読み:うね)」を作ってジャガイモを育てることもできますが、その場合は雨が防げません。なので畑はマルチシート(黒いビニールのやつ)を敷くと、雨の影響が少なくなります。余分な給水になりませんし、雨水の跳ね返りが芽に付着して病気になることも防いでくれるそうです。(培養土の袋栽培だと…。培養土がキレイなので大丈夫なのかなw?)

 

 

 

排水させるために培養土の袋のお尻に穴をいくつかあけました。ドライバーや割りばしなどで、ズブズブズブっ!と20~30個くらいあけました。この作業が小学生の我が息子さん、最もテンション上がってましたね。危ないヤツかなw

 

 

 

4袋の培養土ジャガイモ・プランターが完成したので、最後に水やりでございます。

実家にあった「じょうろ」でございますが、ええ、シャワーが破損しておりましたw。まぁ、これくらいならいいやw。

 

…。

 

今回はココまでの農作業で終わりました。次回は1週間後の発芽確認と水やりを予定しております。

息子には、この記事に登場した写真を渡し、タブレットでパワーポイントを使い、今日の作業のプレゼンテーションファイルを作成させております。パソコンの基本操作を着実に学んでもらいたいものです。


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